食物繊維が足りないとどんな病気になりやすいの?

食物繊維が不足するとリスクが上がる3つの代表的な病気

食物繊維の不足によって引き起こされる可能性がある病気は3つです。大腸癌と糖尿病、動脈硬化です。

 

大腸がんのリスク

まず、食物繊維には便秘解消効果があることは説明しましたが、逆にいえば食物繊維が足りないと便秘になってしまう可能性があるのです。便秘は悪玉菌の繁殖を促し、腸内にいろいろな毒素を発生させてしまいます。

 

この毒素の中には、発癌性を持ったものもあるのです。これが大腸に刺激を与え続けることで、大腸癌のリスクを高めてしまうというわけです。

 

糖尿病のリスク

糖尿病については別項で説明していますが、食物繊維が血糖値を上げにくくする働きが影響しています。食物繊維が足りないと、血糖値は急激に上昇してしまいやすくなります。

 

血糖値が急激に上昇したときは体内のバランスを取るため、膵臓から大量のインシュリンが分泌される仕組みになっています。

 

ただ、これは膵臓をフル回転させることに他ならず、繰り返せば膵臓が疲れ、インシュリンの分泌量が低下してしまいます。これによって血糖値が下がりにくくなり、糖尿病になってしまうのです。

 

動脈硬化のリスク

そして、食物繊維にコレステロール値を下げる働きがあるのも別項で説明していますが、これは食物繊維の不足はコレステロール値の上昇につながるということです。

 

特に悪玉コレステロールが増えると血管内に付着して内部が狭くなり、血管の弾力がなくなってしまいます。これが動脈硬化です。

 

動脈硬化の恐ろしい点は、血管内部が狭くなることで詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞といった命にかかわる大病の原因となってしまうことです。