食物繊維には便秘解消以外にどんな効果があるの?

食物繊維には、便秘解消以外にもいろいろな効果

血糖値の上昇を抑えてくれることや、血液内のコレステロール値を下げてくれる働きが、代表的なものだといっていいでしょう。

 

血糖値の上昇を抑えてくれる効果

食物繊維の中には、腸内で他の食べ物をくるむ膜のようになってくれるタイプのものがあります。この膜は、栄養分の吸収を抑える働きがあるのです。

 

デンプンをはじめとする糖質を多く摂取すると、血糖値が急激に上がってしまいます。

 

糖尿病の予防などにも

このときに血糖値を正常に戻すために膵臓からインシュリンが分泌されますが、急激な血糖値の上昇を繰り返していると膵臓が疲れてしまい、インシュリンの分泌量が低下して糖尿病の原因になります。

 

ところが食物繊維と一緒に摂取すると、糖質の多い食べ物の表面に膜をつくってくれます。これによって糖質の吸収スピードが低下するため、血糖値が急に上がらなくなり、糖尿病の予防に役立ってくれるのです。

 

コレステロールの吸収を抑える効果も

また、腸内で膨張するタイプの食物繊維は、胆汁酸を吸収して体外に排出してくれる働きがあります。胆汁酸は脂肪の分解に使われたあとは再び肝臓に戻るようになっていますが、食物繊維が吸収してしまうと胆汁酸が不足するため、新たに生成しなくてはならなくなります。

 

このときに使用されるのが、悪玉コレステロールなのです。体内の悪玉コレステロールが胆汁酸生成に使用されれば量が減少しますので、血液中の悪玉コレステロールも減り、コレステロール値が下がってくれるというわけです。